なぞログ

疑問に思ったことや発見したことをまとめて書き残しておくブログ

ゴミを減らすためにできること

近頃SDGsという言葉を目耳にしない日はないくらい地球にとって転換点にあるのかもしれないなと考えるようになりました。

マシンガンズ滝沢さんが清掃員と芸人の2足のわらじで活動されていることを知りちょっとゴミについて自分で調べてみたことをまとめておきます。ちなみにマシンガンズのネタは結構好きです。

現状

日本ではどれくらいのゴミが出ているか調べてみると、年々減ってきてはいるようですが、4300万トン近く出ているようです。凄まじい量ですね。

途中で焼却されたり、資源として使えるものは資源として活用することで最終的に埋めたてることになるのはおよそ1/10にまで減るようです。それでも最終的に埋めたてるのが400万トン近くになるので想像を絶する量ですね。

[参考] 令和元年度調査結果環境省廃棄物処理技術情報

  • 排出量: 42,736,787t
  • 最終処分量: 3,798,128t

こちらに分かりやすくまとまっていそうです。 www.cjc.or.jp

消費者として個人レベルで頑張るのも大事ですが、よくよく調べてみると産業廃棄物は一般ゴミのさらに10倍近くも排出されているんですね... 凄まじい量ですね...

何が問題なのか?なぜ減らすべきなのか?

現状凄まじい量のゴミが出ていることはわかったものの、それの何が問題なのでしょうか? あくまで自分なりではありますが、考えてみました。

最終処分場の限界

土地は無限に使えるわけではなく、現在日本にある最終処分場の残余年数(使える残りの年数)は大体20年近くだそうです。 新しく作るのにもなかなかハードルが高いです。最適な土地を用意するのは大変です。みんな自分の家の裏にゴミの山を作って欲しくはないですよね。NIMBY - Wikipedia

CO2排出

日本のゴミ処理は焼却処理がメインです。土地の広い国ではそのまま埋めたてることが多いようですが、国土が限られた日本では燃やして減量して埋めることが必要になります。 ものを燃やせば当然CO2が出ます。気候変動を生み出す温暖化の原因とされていますね。もちろん全体のCO2排出源のうちゴミ焼却がどれくらい占めているのかというと2%程度とのことなので、大きな影響はありませんが。

ゴミを燃やした時だけではなく、ゴミを運ぶための清掃車を走らせるための燃料も使います。4300万トンもの重いものを運ぶのに使う燃料は膨大なものですよね。

どうするべきなのか?

よく聞く3Rをシンプルに実行するのがいいのかなと思いました。 3Rについて | リデュース・リユース・リサイクル推進協議会

ただ個人的にはReduce/ReuseとRecycleは少し性質が違うという視点を持っているので二つにわけて考えてみます。

リデュース/リユース(Reduce/Reuse)

ゴミの発生を防ぐという視点では、ReduceとReuseは似ていると思います。再利用(Reuse)すればゴミにならずに済む(=Reduce)わけです。そのため合わせて考えてみます。

  • なるべく長く使う
    • 飽きにくいデザインのものを選ぶ
    • 大切に使う
    • 修理修復できそうならやってみる
    • 定期的にメンテナンスをする
  • すぐゴミになるようなものは受け取らない
    • 本屋さんで本のカバーは断る
    • マイバッグを持っている場合は袋を断る
    • 過剰包装はなるべく断る
    • 無料で配布しているチラシなどは受け取らない
    • マイボトルを持ち歩く
  • まだ利用できる不用品は譲る
  • 他人の不用品を活用する
    • 必要なものが出てきた場合は、新品にこだわらずにフリマアプリなども活用してみる

私の一例で言えば、ダイソンの掃除機はこまめにメンテナンスして、途中でバッテリーだけ買い変えて5年近く使っています。 ノースフェースのアウターは少しメンテナンスをして8年近く使っていたりします。 洋服や家電など流行にとらわれず長く使えるものを選べるとゴミを減らすことにもつながるし、お財布にも優しいです。

ジモティで無料で出品する、おもちゃを施設に寄付するなどまだ使える不用品を誰かの役に立つものに変える方法は意外とあるものです。

ただ、フリマアプリに出せばいいやでなんでもかんでもすぐに買い換えるのではなくあくまで自分で長く使うというのが大切だと思います。 自分で長く使うためにいいものをしっかりと選んで購入することが重要になってきます。

しっかりと選んで使った結果、不用品になったものはフリマアプリに出すなどすればいいと思います。しっかりと選んで買った商品はフリマアプリに出す場合もそれなりに価値は残るはずです。

リサイクル(Recycle)

正しく分別することで再資源化がしやすくなるため、基本的には自治体のルールに従ってしっかりと分別すればよさそうです。ただ大型家電や小型家電などはリサイクルに少し工夫がいるので記載しておきます。

細かいところだとプラスチックや古紙/古布の分別がありますが、調べる限りひとまず金属関連は再資源化しやすいという印象を受けたので最低限上記の分別は守りたいところです。

油汚れのついたプラスチック容器を洗剤で洗ってリサイクルするというのは環境にいいのか疑問です。無理せず燃えるゴミとして出すほうが良いケースもあると思います。 一度全てのゴミを分別してみる実験をしたのですが、プラスチックゴミのほとんどは食品の包装に使われているもので一生懸命洗って出すのはかなり大変です。 まずはやらなければいけないところ(家電リサイクル)やりやすいところ(金属類)から確実に進めていきたいところです。

リユースのところでも書きましたが、例えば省エネの冷蔵庫に変えましょうと聞いてまだ使える冷蔵庫をリサイクルして買い換えるのは環境にいいことなのでしょうか?生産して廃棄するまでのライフサイクル(ものの一生)で考えた時にエネルギー収支がどうなるのかは私たち消費者がしっかりと考えないといけないことなのかもしれません。

いろいろと調べると、例えば金属資源を外国から輸入する場合とリサイクルしたものを利用する場合だとコスト面でどちらがいいのか微妙なケースがあるようです。 確かによく考えると分別回収、洗浄、粉砕などして初めて資源として利用可能になるのですが、その間に起きる環境負荷なども無視できないものになります。 再資源化というのは複雑な問題がかなり絡み合ってるものなんだなと思います。

まとめ

リサイクルには資源として利用するまでの大変なハードルがあるため、最後の手段として考えるべきだと思います。 リサイクルする前段階のリデュース、リユースを積極的に進めるのがいいと思います。 さらにその前段階として長く使えるものをしっかりと見極めることが重要だと思います。